Ficklog(noteに引っ越しました)

革とガジェット好きが書く備忘録です。散歩がてらカメラを撮るのも好きです。

ど素人が革のコバ修理してみた

フリマでコバが破損しているコードバン財布が格安で売っていたので購入してみました。

今回はど素人がコバ(革の切断面)修理に挑戦してみます。

 

マスキングテープで養生

破損状況は以下の通り(マスキングテープのところのコバが破損しています)

コバ以外に誤って補修剤が付着することを防止するため、周辺をマスキングしておきますf:id:ficklog:20250406140519j:image

コバコート塗布

コバがはがれているところにクラフト社のコバコートを塗布して肉盛りしていきます。

コバコートはコバのちょっとした削れから破断まで補修可能で一本持っておくことをおすすめします。

革靴のソール側面の削れ等にも使えます。

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肉盛りしてすこし他より高くなるまで塗り重ねます。

コバを整える

30分ほど乾燥後、マスキングテープを剥がしたら、400番のヤスリを使用して高さが合うところまで削ります。

600番程度のやすりでコバ全体をならして質感を元々のコバに合わせていきます。(400番のままでもOK)
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使用したのはこちら。3000番までなにかと使用するので各種入っているものもあれば、400番だけでいいやって方は400番のみ12枚入っているものがあります。

コバ修復完了

コバがこんな感じできれいに修復できました。f:id:ficklog:20250406140458j:image

ついでにコードバンのメンテナンス

中古のためステインリムーバーで汚れを落とします。
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今回コードバンの毛を寝かせるためにかっさ棒で表面を擦ります。その際革にダメージがあまり入らないよう、コロニル1909を事前に塗布してすべりを良くしておきます。


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かっさ棒で一定の方向にぐりぐりと擦って毛を寝かせることで、コードバンの曇りが薄くなり、つやが増します。
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最後に長谷革屋のコードバン用ワックスをクロスに少量取って塗布します。

 

その後ポリッシュ用のグローブクロスでワックスを平たんにならすことでしっかり艶がでました。

メンテナンス完了


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ど素人シリーズでは他にもいろいろな革のメンテナンスに挑戦していきます。

今回はここまでです。