ある日RAW現像中に不自然に白いピクセルがあることを発見。



確認してみると他の画像にもまったく同じ位置にドット抜けがあることが判明しました。

非常に微小なドット抜けですが一度気づいてしまうと気になってしょうがないのが人間です、、、
カメラに詳しい方の中では常識だと思うのですが、グーグル先生に聞いてみたところ、このドット抜けは「ホットピクセル」という現象のようです。
イメージセンサ(CMOSセンサ)の素子が異常な状態となり、常に同じ色の値を返す現象のようです。逆に全く点灯しない現象をクールピクセルと呼ぶようですが、デジタルカメラでは発生は稀なようです。
数ドットの抜けを不良品として弾いていては、ただでさえ高価なCMOS半導体の歩留まりが落ち価格はさらにとんでもないことになると思うので、初期からあったものかもしれませんし、後発的に発生した不具合かもしれません。
解決策をグーグル先生に聞いてみると、カメラによってはピクセルマッピングという機能がついており、これによってホットピクセルを起こしているピクセルの情報を周りのピクセルから補ってそれっぽい色にごまかしてくれるとのこと(ざっくり言うとそんな理解)
X100Vを調べてみるとなんとこの機能が備わっていました。
メニュー画面を見ていてピクセルマッピングなんて項目は気にしたこともなかったですが、今回ばかりはFUJIFILM様様と感謝しながらピクセルマッピングを実行。
数十秒の処理のあと画像を撮影してみると見事ドット抜けはなくなっていました。
もし同じ現象に見舞われた方がいればこの記事が役に立てば幸いです。
起きたことがない方もこんな現象とこんな解決策があるんだなあと覚えておくと、いざ発生した際に焦らなくて済むと思います。
今回はここまでです。ありがとうございました。